8/5の天下一将棋会レポ+連休告知

今回は久々の天下一レポと、お盆休みの予定告知。
大事なことなので先に連休の予定から告知します。

連休中は大阪に遊びに行く。
具体的には14日の月曜日の一日。
あと気分次第で火曜も居座るかもしれない。
ちなみに連休は土曜から始まる。土曜日曜のコミケ目的で東京にも行くつもりなのだが、
土曜は行くかどうかすらわかんないし、日曜は用事終わったら即刻帰るので
東京での天下一は今回はパスということで…。
というわけで月曜(+火曜?)に難波ヒルズにいますので会える方はよろしくお願いします。

告知は以上で以下久々に天下一レポ。
嬉野流対策で更新サボっている傍らでひっそりと13連勝していたのだが、
開始早々11連勝中のボス氏とマッチする大一番をやらされる。萎え。
後述する新構想試したけどあまり上手くいかず負けて連勝ストップ。

今回は天位のマッチがきつくて結局天宝玉-2。
さがみ氏とマッチしたらタッチパネルの調子が悪かったらしく、
ロクに指せないまま投了してもらって天宝玉ゲットしたにもかかわらずこの体たらく。
実質-3みたいな成績で軽くへこみました。

今回振り返る一局は8連勝中の極位戦。
米長哲学もとい連勝のプレッシャーかかってる相手に変態戦法投入するという
嫌らしさ満点の将棋でストッパーとして君臨。
ちなみにちょっと前にも9連勝中の極位とマッチしてストッパーしてたりする。
イム8の将棋って余計なプレッシャーかかってる相手には強いんですよね。
平々凡々と指してこられると大抵こっちが困ってるんだけど。



なんでこんな陣形なのかということなのだが、
昔から相振りでわざわざ相手の飛車が利いてる筋に玉を囲うのがどうしても気に入らなかった。
どう考えても相手の飛車からは遠ざかった方が良いに決まっている。
なんでみんなやらないんだろう→じゃあ自分でやってみればいい。
という理屈で思いついたのがこんな陣形。

2017-08-11a.png

最初から玉が2筋3筋から遠ざかっているので2筋から攻められても怖くない。
あと相振りはよく端攻めを食らって潰れてる将棋が多いが、この形なら端攻めも怖くない。
囲いに手数はかからないので攻める手さえあればこっちの方が先に攻められるはず。
何局かやってみて破綻した将棋もあるが、ちゃんと指せば成立している気がする。
本譜はいろいろと構想に問題があったので、まだまだ改良は必要と思う。
まあもうちょっと試してみてダメなら諦めるし、よさげなら振り党相手に定期的に試そうかなと。
スポンサーサイト

嬉野流対策メモ 嬉野流側の対応

一応今回で嬉野流対策は暫定最終回というか一区切り。
前回まで後手の中飛車で先手の急戦策は後手十分にできるということを述べた。

2017-06-16d.png

後手のこの構えに対して先手は▲4六銀も▲3五歩もあまり上手くいかなかった。
なのでその辺を踏まえて先手側はどう戦うかと、後手の方針を軽く述べていきたい。
対策の対策の対策…とイタチごっこになるのはあまり面白くないし時間の無駄なので
細かい変化はあまり述べません。あくまで方針を示すくらいに留めたい。


対策①
初手から▲2六歩△3四歩▲2五歩(下図)
2017-08-03a.png
嬉野流じゃない…と怒られそうだが、図で△3三角と上がる一手を強要させるのが先手の狙い。
そこから嬉野流の斜め棒銀をすると最初の図が実現しなくなる。
要するに「2二角で構えられると厄介なのでさっさと3三角を上がってもらおう」という意図で
実際にやられたこともある。
言うまでもないが初手▲2六歩に△8四歩と突かれると先手は相掛かり模様を覚悟する必要がある。
そのためこの作戦は「▲2六歩と突くと絶対△3四歩と突いてくれる人」にしか通じない。
嬉野流を諦めて相掛かりでも上等ならその限りではないけど…。

後手は別の作戦が必要だがまあ一局です。2筋突き越しを咎めて向かい飛車もあるし、
それ以外の振り場所や相居飛車でも互角に戦えると思う。

対策②
図から▲6八玉~▲7八玉
2017-08-04a.png

とりあえず居玉だと後手の飛車の利きが強すぎたので先手は一旦囲う。
ここまでくると普通の鳥刺し以外の何者でもないので以下の変化は省略。互角としか言えません、
鳥刺しが中飛車に有効なのか、という疑問と▲7九角の表明が早いのがネック。

対策③
図から▲6六銀
2017-08-03b.png
某実況者がやってきた対策。この手は△5五歩を未然に防いでいて価値の高い手ではある。
ただ急戦はほぼ消えたので後手もゆっくり囲って勝負する感じで。
ちなみに某実況者の某動画。


動画だと右玉に組んでいるが、普通の人は片美濃から銀冠を志向する方が自然なのかな。
後手の方針としては角を3一から6四に転換して敵陣を睨む展開が多いので
6三の歩は突かないか、6五まで突いて位を取るかの二択。
嬉野流側は玉頭に手が回らないことが多いので、後手は6五の位を取りやすいし確保しやすい。
そういう意味ではやりやすいしやってて楽しい将棋です。形勢はともかく後手に不満はない。
某動画は6五の位を取る前に技がかかって終わってしまった…。

対策④
図から▲4六歩
2017-08-04b.png
微妙に形は違うがあるアマ強豪に指された手。
実戦で先手はここから右玉に組んでなるほどなと感心した覚えがある。
正直先手も後手もその後どう指せばいいのかさっぱりわからん。
実戦経験少ないしアマ強豪に負けたのは単なる力負けで作戦が優秀かどうかもわからない。
そんなレベルの話なので、「こういう指し方もありました」くらいでお茶を濁して終わります。


以上先手の様々な対応策を述べたが、どこまでいっても力戦模様の将棋なので
身もふたもない言い方をすればその時強い方が勝つ将棋だと思う。
とりあえず急戦策の対応さえ用意しておけば力を出せずに負けた…ということもなかろうということで、
嬉野流対策を浅くではあるが一通り述べさせていただいた。
また何か面白い変化や将棋があれば触れることもあるだろうが、いったん筆を置かせていただきたい。

嬉野流おさらい
嬉野流対策1(雁木)
嬉野流対策2(雁木)
嬉野流対策3(中飛車)
嬉野流対策4(中飛車)
嬉野流視点←ここ

嬉野流対策メモ4

気付いたら1か月丸々更新サボってすいません。
とりあえず嬉野流の対策一区切り付くところまで進めたら
平常運転に戻るつもりなのでお付き合い願います。

というわけで前回の続きから。
先手嬉野流に対して後手が中飛車にし、▲4六銀と出れば△4五歩で良し、というのが前回の結論。
先手の代案として▲3五歩(下図)と突いたらどうなるか、というのが今回のテーマ。
2017-06-24a.png

まずは失敗例から見て行きたいと思う。

図以下 △同歩 ▲4六銀 △4五歩 ▲同銀(下図)
2017-07-07a.png
△4五歩に対して先手は▲3五銀もあるところだが、この場合は堂々と▲同銀。
さて、図で△4四歩で銀が死んだしめしめとか思っていると▲3五角と出る手がある。
この手が間接王手なので銀が死なないのがミソで図は後手が面白くない。
前回で△6二玉が祟る変化があると述べたのはこれで、
何かと▲3五角が王手になりやすいのがこの形のネック。

形勢自体は図から△5五歩でそんなに悪いわけではないのだが、5六を取り込んでも
▲5三歩とかで止める手が出てくる(下図)のでなんともいえないところ。
2017-07-07b.png
というわけで後手の工夫が足りなかったようなので反省して最初の局面からやり直す。

2017-06-24a.png
▲3五歩から△同 歩 ▲4六銀 △3六歩 ▲3五銀 △5五歩(下図)
2017-07-24a.png
△同歩と取り、先手が銀を出ると△3六歩と突く。部分的にはよくある筋。
こちらの方が後手は良いだろう。先手も▲3五銀ではなく▲3八飛の方が良いと思うが、
その場合は後手も△7二玉と囲う余裕ができるのでまずまず。
今回は一直線に攻め合うとどうなるかを見ていきたい。

最後の△5五歩が狙いの反撃で▲同歩は△4五歩で痺れ。(下図)
2017-07-24b.png
次の△5五角が猛烈に厳しく、受けづらい。これは理想的すぎる展開で先手が悪い。
ここまで来たら先手も覚悟を決めて攻め合うところ。

△5五歩以下 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 銀 △5六歩(下図)
2017-07-05a.png
2枚の垂れ歩が利いて後手良し…と言われてもピンとこないと思うのでもうちょっと進める。
図で日和って▲5八歩とか受けに回ると△4五歩と突かれて5五角に威張られる展開になってまずい。
ここまで来たらやはり攻め合うしかないだろう。

図以下 ▲2三銀成 △3一角 ▲3二成銀 △同 銀(下図)
2017-07-05b.png
銀と金の交換で一瞬得したが、図で先手は次の手に困る。
▲2二歩や▲2二金は△6四角と手順に躱されて失敗。
かといって▲5八歩のような受けは△2三歩で完封コース。
後手からは△3七歩成が厳しい攻めとして残っている。ここまでくれば後手が良い。

以上、細かい変化を省いてざっと述べてみたが、先手が攻めるのは簡単ではない。
この戦い方の利点は後手の方針がわかりやすいことだろう。
先手が動いてきた時に4五歩や5五歩を良いタイミングで突ければ後手が良くなる。
優秀な構えだと思うので嬉野流に困っている方は採用してみてほしい。

単純な急戦策は上手くいかなかったので、次回はその辺を踏まえて
先手の嬉野流の立場での先手側の対策と、後手の対応を述べてみる。
そこまで進めていったん一区切りということで…。

嬉野流おさらい
嬉野流対策1(雁木)
嬉野流対策2(雁木)
嬉野流対策3(中飛車)
嬉野流対策4(中飛車)←いまここ
嬉野流視点
プロフィール

イム8@天下一将棋会

Author:イム8@天下一将棋会
将棋が一番の趣味だが特に強くもない。
天下一将棋会ではイム8、
将棋ウォーズではimu8、
81dojoではinumimistというHNで活動中。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR