ゴキゲン中飛車超急戦の一変化△5七歩について

天下一将棋会をプレイすると久々にゴキ中超急戦の△5七歩が出現した。
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この手は結構前に記事にしたけどいつだっけ…とブログを探したところ、
以前の記事はもう随分昔のことだった。
何気にブログで二番目の記事…最初の記事は挨拶なので実質このブログの最初の将棋記事ですねこいつ…。
そりゃ忘れるわけだ。
現在はこの△5七歩は先手有利になる手が見つかっているらしい。
「らしい」というのは私の不勉強によるところで申し訳ない。
この歩は取らないのが定跡なのだが、私は取って十分だと思うし
相手の研究を外す意味でも駒得大正義の棋風からいっても取って勝負したい。

▲5七同金 以下は△8八角成 ▲同 銀 △3五角 ▲4六角
△2四角 ▲同 角 △4二銀▲2八歩△3三銀▲4六角と進行した。
2017-05-19a.png

ここまでは特に変哲のない手順ではあるが、必然ではない。双方に一応変化の余地はある。
ただ今回はちょっとその辺の細かい部分はスルーさせていただく。
実戦はここで△6二玉としたがそれは▲6五角がある。ただし私が見逃してしまったせいで実現せず。
この形は油断していると2三や6五などいろんな場所に角打ちが生じるので見逃してはいけないところ。

私の反省はさておき、この形になると6二~7二のルートで玉を囲おうとする人が多いのだが、
後手としては正直あまりお勧めできない。仮に角打ちを万全に防いだとしても
△7二玉としたタイミングで▲7五歩と突かれてしまう。

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これが意外とめんどくさい手で後手は△8二銀と上がって壁銀を強要されることが多い。
そのため後手玉は結局あまり堅くならないので旨みはない。
なお、図で△5四飛と突っ張って受けるのは▲2七角がさらに面倒な手でオススメしない。

というわけで後手としては囲うなら△6二玉よりも△7二金から金美濃を目指した方が無難だと思う。
金美濃に構えて玉を7一に置く方が安全度が高いし隙もできにくい。
金美濃された時の攻略はちょっと考えてみたけど簡単じゃなさそうなので
後手としてはこちらの方が有力じゃないかと考えるがどうだろうか。
どうしても美濃で突っ張りたいなら△7二銀もないわけではないが…。

あまり「やられて嫌なこと」をブログに書くことは少ない(不利になるし)のだが、
たまには振り飛車視点で記事を書くのも悪くはないでしょうということで。
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自作必至問題

2017-05-12a.png

前回の記事の副産物。
放棄するのも惜しいのでせっかくなので新記事にして供養。9手必至。

「え?1手必至or3手必至じゃないの?」と思った方は前回の記事にヒントがあるので読めばわかるかも。
4手目の玉方の応手が2つ考えられるが、2つとも正確に読めれば有段者だろう。


▼ 解答



作品として評価するなら1筋の置物の香車軍団が辛すぎる配置なので、
美しさには欠けると言わざるを得ない。

GWのヒルズ訪問記

GWの休みを利用して5月2日と3日に毎回恒例の難波ヒルズ訪問を行ってきた。
さすがに今回は告知が遅すぎたこともあって「遅い」と言われてしまいましたが今回は返す言葉もない。
別に忙しくて告知できなかったわけでもなく完全に怠慢なので…。申し訳ありませんでした。

2日の方は京都で遊んでから立ち寄ることもあって、
いつ頃に大阪入りできるかわからなかったということもあるし、
世間的には平日の方も多かろうということであまり期待してなかったのだが、
ぎょりん氏とえいきち氏が普通に駆けつけてくれた。
告知が遅かったのは本当に申し訳ありません。
大阪入りした時点で夕方だったので適当にボチボチ指して
ご飯食べて夕食後にちょろっと指してお流れという緩い感じに。

ちなみに夕食後にサブカで遊んでいたらほんだみゆ氏とマッチしてしまう。
お酒入ってるし気軽にやりたかったのに本気にならざるを得ず。
途中優勢出してその後も悪手指した覚えがないのに
なぜか長手数即詰みに討ち取られて負けていました。
なんなんだろうねあれ。いまでも敗着わからん。もう将棋覚えてないですけど。

二日目は事前に打診されていた通り生放送があったので
参加させていただきました。



指すは2:18:00頃からですが、トップバッターのえいきち氏の指し手に偉そうにコメントしていたりする。
まああんまり的外れな手は言ってないと信じたい。
自分が指すと尋常じゃないマッチの厳しさに開幕3連敗で心が折れそうになったが、
その後はなんとか持ち直して実力以上の結果が出せたかなとは思う。
というか絶対マッチおかしい。
対天位がくぼ2かん、バルト、にこり、シルバー、ベーメってなんやねん。
調子悪ければ普通に天宝玉-5もありうる面子なのだがなんとか-1で終われました。

いろいろ反省しなきゃいけない譜も多いのだが、
今回一番感心したのはくぼ2かん氏との一局。
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図は▲2四歩の突き捨てを入れて後手が△同銀と応じた局面。
ここで▲5七角と打った。△6八角の防ぎと
▲4七金の余地を作る(すぐに金を引くと4六に叩かれて再度引き戻されてしまう)
△6六歩▲同銀△同銀▲同角が王手になるなどを睨んで
並の指し手なら間違えてくれそうなところ。
実戦は▲5七角以下△6六歩▲同銀に△7六銀とドリブルするのが好手でションボリ。
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以下もジリジリ差を広げられて負けてしまった。

戻って▲5七角の前に▲4四歩の突き出しを入れておけば
後手はこの歩を取れないので形勢は難解としか言いようがなかった。
見返すとコメントも解説も完全にアウェーなのが少し笑えるが
何の実績もないイム8と東京代表経験のあるくぼ氏ではそうなるのも当然だろう。

この日の放送は最終的に200人超えで今までのヒルズの配信はもちろん、
並の生放送では達成できない数字らしい。
ひとえにぎょりん氏のアマ竜王戦の大阪代表獲得とご本人の人徳あってのものだろう。
代表おめでとうございます。

ラスト一局は中住まい向かい飛車が嵌まって大作戦勝ちになりこんな局面に。
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ずいぶん前から作戦勝ちだったがここで▲3八歩と受けて桂交換すら拒否の態度で
見る人を寝落ちさせかねないほど慎重な指し方で完勝。
この戦法、30局くらいやると2、3局くらいの割合でこんな感じで
相手に何もやらせず将棋が終わってしまうことがある。
優秀な戦法だと思います是非どうぞ。

生放送後はいつも通りの感じでぎょりん氏とえいきち氏の3人でご飯食べて帰宅。
お二人は忙しいなか2日間お世話になりました。ありがとうございました。
プロフィール

イム8@天下一将棋会

Author:イム8@天下一将棋会
将棋が一番の趣味だが特に強くもない。
天下一将棋会ではイム8、
将棋ウォーズではimu8、
81dojoではinumimistというHNで活動中。

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