10月14日の天下一将棋会あれこれ

いつも通り土曜日に天下一をプレイ。
しかしこの日はいつものヘボさに磨きがかかって魔法みたいなヘボさで
情けない将棋を連発してしまい、天宝玉は-4…
うーん久々にがっつり負けてしまった。

まあ-4の内訳中3局は某大天鬼神王なんだが負けるにしても内容がよろしくない。

3局とも後半から

例えば2局目の将棋なんかは、序盤から積極的に仕掛けるところまでは
まあ良いとして、そこからの指し手が全然伸びなかった。
2017-10-20a.png
ここでは▲7二飛から二枚換えを目指せば先手が指せていそう。
また、本譜の▲8二飛△6二歩にも▲7三角成△同金▲6二飛成でやれそうな流れ。
こんな手も見えないようではダメすぎる。
この対局に限らずこの日はうっかりや急所を外した手を連発していたので
負けまくるのもやむなし。
最近あまり将棋の勉強時間多くないのがなんだかんだで祟っているのかなあ。
まあ切り替えて次にいくしかない。

今週から仕事とかいろいろまた忙しくなってきました。
土曜もそうだがしばらくプレイは夕方以降になるし、
ひょっとしたらプレイできない日が出るかもしれない。
というかまず土曜は天候がヤバそうなのでゲーセン行く余裕があるかどうか…。
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自作詰め将棋10

久々の詰め将棋問題。
一応貧乏図式(金将銀将のない詰め将棋)なのだが、
5二にと金置いといてそれを名乗るのも気が引けるというか邪道な気はする。
2017-10-12d.png

手数は10手台。11手とか13手とか誤答してくれると嬉しい。
というかそれくらいしか間違えるところがない。

中、長手数の詰め将棋が難しいのは主に詰み形が想像できなかったり、
そこに至るまでのビジョンが沸かなかったりするから。
その点この詰め将棋は「邪魔駒消去」ということにさえ気づけばわりかし手順を組み立てやすいと思う。
邪魔な駒はどれか、それを消すためにはどうするか、までわかれば後は文字通り一直線だ。

▼ 解答(クリックで開閉)



往復運動が印象的ではあるが、やはり不動駒が多いのはネック。

雁木戦法の小話

いつもの対局レポートの代わりに今回は最近雁木が流行しているので
10年間雁木を指してきた立場としてこれから雁木を指す方への
私なりのアドバイスというか経験からちょっといろいろ語ってみたいと思う。

最近はプロの将棋でも雁木が大流行で、A級順位戦の稲葉―深浦戦では
相雁木まで登場するに至っては、時代も変わったもんだなーと思う。
今月の将棋世界では雁木講座+付録冊子も雁木とまさに雁木党には必読の内容になっているのだが、
個人的には増田四段のツノ銀雁木講座と豊島八段の自戦記以外はあまり目新しい内容はない。
オールドタイプの5七銀型の雁木を指したい方は「雁木伝説」や「雁木でガンガン!」を読んだ方が
詳しいしわかりやすいのではないかなーと。(後者は多分絶版なので前者の再版が一番手軽)

雁木と矢倉は似ているようで全くの別物なので、矢倉党から雁木に乗り換える方に向けて
先週土曜日の天下一将棋会の実戦を振り返りながら矢倉との違いを触れてみたいと思う。

①自玉側の端歩(▲9六歩や△1四歩)は突く
 矢倉戦では自玉の端はいろいろ複雑な条件が絡み合って、
突いた方がいい場合と突かない方がいい場合があるわけだが、
雁木の場合は「(即戦狙いなどの)特に理由がなければ自玉側は突く」と思っておいた方がいいだろう。
2017-10-12a.png
「なぜ?」と言われると簡単に言うと9五や1五に桂馬を打たれるのが嫌だから、となる。
矢倉は桂馬を持つと歩頭に▲2四桂と打つ筋で崩れるのが有名な筋だが、雁木ではその筋は基本的にない。
3二の金には紐が付いてるし、そもそも2筋の歩は切られてることが多いから打たれない。
代わりに2筋に利く駒が少ないので▲1五桂みたいな単純な数の攻めが受けづらい。
そういうわけで玉側の端歩は理由がない限りは突いておきたい。
雁木はどうしても攻め駒の都合で桂馬を渡すことが多いので。


②4筋~6筋にたまに歩が利く
オールドな雁木は居角で戦う都合上、開戦には△4五歩を突いて角筋を通す必要がある。
するとこの突いた歩を目標にされることも多いが(そういう時は無理に守ろうとしない方が良い)、
さらにそれを逆用することができるのが矢倉では生じない指し筋と言える。
2017-10-12b.png
図は中盤戦の一局面。4筋を取り込まれたのは大きいように思えるが、
それを逆用してここで△4七歩が手筋一閃で先手は痺れる。
以下▲同銀△6六角▲同金△5七銀で一丁上がりの形勢で後手良し。
こういう手は矢倉や居角左美濃ではまず生じない筋なので相手もうっかりすることが多い。
知っておいても損はないだろう。

③5筋の歩が切れれば堅い
雁木の欠点はやはりなんだかんだで「金銀四枚のくせに脆い」ことだろう。
5三の銀が消えると急に安定感を失うし、横からの攻めにも弱いので
飛車を渡すと一瞬で危なくなってしまう。
しかし5筋に歩が利く場合は話が別で、底歩が打てるので急に堅くなる。

2017-10-12c.png
図では△6四歩くらいでも勝ちで、そっちの方が手堅い意味もあるが、
実戦はここで△5五歩▲同角成△同飛▲同銀△3七馬で後手優勢。
以下先手は下段に飛車を打っても今しがた5筋の歩を切った効果で△5一に底歩が打てるので意外と堅い。
こんな要領で5一に底歩が打てれば耐久性もあるのでそういう時は
飛車を渡す多少強引な攻めも可能だ。

実戦はよれよれの終盤力でこの後縺れるが勝ちきった。
棋譜はこちら(解説ないです。すいません)↓

終盤力はともかく雁木の強みは随所に出てるんじゃないかなと思います。

こんな感じで雁木は矢倉と似ているようで全くの別物なので、
その辺の強み弱みを踏まえてやれれば楽しく指せる戦型だと思います。
プロフィール

イム8@天下一将棋会

Author:イム8@天下一将棋会
将棋が一番の趣味だが特に強くもない。
天下一将棋会ではイム8、
将棋ウォーズではimu8、
81dojoではinumimistというHNで活動中。

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